DTM初心者が編曲をする前の前知識
- ナナオカムイ
- 2021年2月15日
- 読了時間: 4分

ナナモカムイです、こんにちは。 メロディー作りもそこそこできて、中には気に入ったものも出来たので、『曲として完成させたい!』
そうなると、編曲を始めないといけませんね。
『編曲』といっても、何から始めていいからわからない、という方も多いでしょう。
本日は、編曲の進め方について書きたいと思います。
・フルコーラスのコード進行
作曲の段階では、Aメロ、Bメロ、サビまでコード進行しか作られていないと思います。
編曲を始めるにあたり、フルコーラス(1曲分)のコード進行が必要になります。
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ→ギターソロ→Bメロ(Cメロ)→サビ→アウトロ
上記の流れで曲が進行しますので、それに沿ってコード進行を作って行きます。
イントロ、間奏、ギターソロ(間奏)→アウトロ
上記はサビのコード進行と同じになっている事が多いです。
イントロは、Aメロのコード進行だったりすることもありますね。
基本的には、Aメロ、Bメロ、サビ この3つのコード進行の中から、各セクションに割り当てる感じです。
とりあえず、DAWにコード進行を打ち込んで行きましょう!
・編曲の流れ
編曲と一口で言っても方法は人それぞれですが、筆者が行っている一般的な方法を書きます。
ドラム→ベース→ギター→キーボード(ピアノ等)
上記が一般的な流れだと思います。
ドラム、ベースでリズム帯をまず作り、ギター、キーボードで装飾するといった感じです。
各楽器がどの様な演奏をしているのかを知らないことには、編曲が出来ないので、
各楽器ごとの編曲方法は、後日別の記事にしていきますのでそちらを参考にしてみてください。
・ドラムのアレンジ
・ベースのアレンジ
・ギターのアレンジ
・キーボードのアレンジ
フルコーラスでとりあえず簡素なアレンジを作ってみます。絵で言うラフのようなものですね。
それが完成したら、通しで何度も聴きなおしてみます。
・アレンジがメロディーとマッチしているか
・アレンジがイメージ通りにできているか
・修正点はどこか
・どんな音色を入れたら良くなるか
これらを検討して、最終的な楽曲の完成型をイメージしていきます。
修正点等決まったら、トラックを増やしたり、各楽器のアレンジを編集していきます。
何度も作っては聴きなおしながら、納得がいくところまでそれを続けます。
こうしてようやく完成となります。
・バンドスコアを見て参考にする
アレンジというのは、基本的にフレーズの組み合わせで、よく使われるフレーズなんかも沢山あります。
それらを知るためには、楽曲をいっぱい聴くのがいいのですが、
初心者だと聴いても耳コピが出来るわけではないので、カッコイイフレーズもなかなか打ち込めない。
手っ取り早いのは、バンドスコア(楽譜)を見る事ですね。
好きな楽曲、気に入ったフレーズがあれば、そのバンドスコアを探してみるといいと思います。
バンドスコアなら、必要な4つの楽器のアレンジが全て見れるので、とても参考になります。
ボカロ曲なら、midiデーターをダウンロードできるかもしれません。
とにもかくにも、色んな楽曲のアレンジを参考にしていくのが良いと思います。
・カッコイイフレーズは『弾いてみた』系の動画から学ぶ
ギターリストやベーシストが、有名な楽曲をプレイして動画で配信している事があります。
カッコイイフレーズ等は、こうした動画から学ぶ事ができます。
楽曲のオリジナル音源を聞くより、楽器の音が目立って聞こえるので、聞き取りやすいですね。
なんでも動画で見れるわけではないので、好きな楽曲よりもアーティスト別に調べた方が検索しやすいですね。
・最後に
初心者の方で、今までまったく音楽に触れて来なかった方がアレンジする場合、
各楽器がどんな演奏をしているのかを知る必要がありますね。
今後は、初心者でも分かる、簡単なよく使うフレーズ等をどんどん紹介していきたいと思います。
今回は、『編曲をする前の前知識』について書いてみました。
アレンジもわかってくると面白いものですので、頑張って学んでいきましょう!
という訳で今回はここまでとさせていただきます。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。
それではまた!
▼ナナモカムイはこんな事もやっています。
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