作曲方法4選!初心者はコード進行から作曲する方法をマスターしよう!
- ナナオカムイ
- 2021年1月19日
- 読了時間: 4分
2021年1月19日

おはようございます。
朝から雪がちらついていて、今日も寒い一日になりそうです。
第13回目の記事になります。
さてさて、最近DTMを始めた方で、すでに何曲か作曲(メロディー作り)してみた方もおられるでしょうか。
今日は、作曲の方法について、特に初心者にオススメの方法について書きたいと思います。
・作曲の方法4選
作曲には大まかに4つの方法があります。
・コード進行から考える方法
・メロディーから考える方法
・アレンジ(編曲)から考える方法
・作詞から考える方法
といった感じで、4つの方法が考えられます。
初心者がアレンジから始めるのはかなりハードルが高い気がしますね。
各楽器の事を覚える必要がありますので、メロディーの作り方を学ぶより範囲がひろいですからね。
あと、作詞も意外と難しくて、5・7・5の様に、文字数を揃えて書く必要があります。
そうしないと、同じAメロ内(例えば1番と2番とか)で音符の数が違ってしまい、
『メロディーが難しくて歌えない』なんて事にもなりかねません。
という訳で、『コード進行』からか、『メロディー』から作るのがベストなんですが、
コード進行になれていない初心者の方が、メロディーにコードを付けるのが難しいと思います。
ですので、必然的にコード進行から作るのが『楽』なんじゃないかと思います。
筆者も今まで作った曲は全てコード進行が先に作られています。
・コード進行から作曲するメリット
関連記事:キー別音階と対応コード一覧
でも書かせてもらっている、コード一覧についてですが、
まず、作曲の手始めにキーから決める訳ですが、キーを決めてしまうと、
キーに対応した7つのコードの中から、コード進行をくみ上げます。
このコードのグループの事を『ダイアトニックコード』と言います。
たった7個のコードですので、シンプルにつくりやすいですね。
また、例えば『Amの曲を作ろう』と思った場合、Aメロの出だしと、サビの出だしは
Amで始まる事が多いです。
あと、キーが『Am』の場合だと『Bdim』といコードがありますが、少し特殊な響きがするコードで、
アクセント的な使い方をします。
コードに慣れてない方は、あえて無理して使う必要もないコードともいえるので、
実質6つのコードから選択する事になります。
これらを踏まえると、出だしはキーの第一番目(Am)から始まり、dimを除く残り5つから組み合わせを考える。
こうする事で、かなり組み合わせが絞れますね。(この場合Bメロは別のコードから始める方がよい)
ですので、メロディーを真っ白な状態から考えるより、ある程度最初に方向性を簡単に決められる
『コード進行から作る』方が、最初はいいのではないかと思います。
好きな楽曲等のコード進行を見てみたりして、どんなコード進行があるのかを知るのが良いですね。
『コード理論』なんて言葉を良く耳にする機会があると思いますが、
最初のうちは、理論なんかより、色々試してみて慣れる事の方が大事ですので、自分でコードを打ち込んでみて、
『響きがいい』と思う組み合わせを見つけてみてください。
・曲の構成について
歌モノを作る場合、キーを決めた後まず、曲の構成を考える必要がありますね。
曲の構成とは、『イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ』といった具合の事です。
この他にも、サビがイントロより前にきたり、Aメロを2回繰り返す等、何種類かの一般的なパターンがありますね。
構成を決めた後、コード進行をそれに沿って、組上げていく事になります。
曲というのは、基本的には4小節区切りで考えるのが一般的です。
例えば、
・イントロ → 8小節
・Aメロ → 8小節
・Bメロ → 4小節
・サビ → 8小節
といった具合です。
構成を決める場合、特筆するべき事は特にないので、自由に決めればOKだと思います。
ただ、大体1曲の再生時間が4~5分程度だと思いますので、あまりにも各小節を多くするのはまずいですね。
『トイレの神様』という曲は、確か10分くらいあったと思いますがw
・最後に
今回は初心者がまず作りやすい作曲方法について、解説してみました。
過去の記事と重複している内容もありますが、
『コード進行の組み立ての練習』というテーマで書かせてもらいました。
作曲というのは、クリエイティブな物なので、『インスピレーション』が大事だと思います。
ですので、将来的にはできるだけ多くの作り方をマスターしていく事で、
曲もマンネリ化しにくいんじゃないかと思います。
基本的な4つの作り方の1つとして、まずは『コード進行から作る』という方法をマスターしてくださいね。
将来の自分像を想像しながら、コツコツと1つずつ練習を積み重ねて、理想に近づけていくのがいいですね^^
という事で、今回はこの辺りで!
ではまた!
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