コードの基本とコードパッド(CUBASE)
- ナナオカムイ
- 2021年1月8日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年1月18日

おはようございます!
今日は朝からめっちゃ寒い。手がかじかんでキーボードが打ちにくいですw
さて第9回目の記事ですが、本日は『DAWでコードの打ち込み』について書きたいと思います。
ピアノロール(打ち込みの基本)については前回の記事を参考にして下さいね。
記事の進行上、先にメロディーの打ち込み方を書きましたが、
本来作曲するには、特に初心者であればコード進行から打ち込んだ方がいいですね。
・キーを決める→コード進行を決める→メロディーを考える
この順番が一番簡単だと思います。
で、そのコード進行もキーによってある程度使えるコードは決まってきますが
それでも、初心者であればどういった順番でコードを並べればいいのかわからないですよね。
ですので、最初の何曲かは、好きな楽曲のコード進行を使って、作曲するのがおすすめです。
そうすることで、まずコード進行の音や伴奏の響き等、コードそのものに慣れる事ができます。
好きな楽曲のコード進行を知りたい方は下記サイトで簡単に調べられますよ!
・楽器me
・コード進行とは?
『コード進行』と聞いていまいちピンとこない方もいるかもしれませんね。
音楽の時間に、先生がピアノで伴奏を弾いているのを思い出してください。
そう、先生はその曲の決められた順番で、コード(和音)を弾いているのですね。
それが『コード進行』なのです。
コードにはいくつも種類があります。
・基本の3和音
・7thコード(4和音)
・9thコード(5和音)
等など種類はけっこうあります(割愛)
まず初心者の方は、基本の3和音に慣れながら、好きな楽曲でちょくちょく出てくる、難しそうなコードに
慣れていくといいかと思います。
複雑なコード(特殊な響きのする)を、いきなり使おうとしても失敗しそうですからね。
Cメジャーコード:ドミソ
Dマイナーコード:レファラ
Eマイナーコード:ミソシ
上記が基本の3和音の一例です。
グーグル等で『ピアノ コード一覧』と検索してみると、大体どんなコードがあって、コードを構成する音が何かはわかります。
もう少し詳しいお話は、別の記事にしたいとおもいますが、
まず、基本的な事をざっくり書きます。
・ド(C) レ(D) ミ(E)ファ(F) ソ(G) ラ(A) シ(B)
上記が音の英語表記になります。
例えば、C(ド)を中心にし、Cを1度として、3度・5度の音を加えたものがCメジャーコードになります。
なので、Cメジャーコードは『ド・ミ・ソ』が構成している音になります。
『うわー』って声が聞こえてきそうですねw
でも大丈夫です。DAWには『コードパッド』という素晴らしいツールがあります。
コードの構成音を覚えなくても、ボタンひとつでコードを打ち込んでくれるのです。
最初は、コードがどうゆう風に決められているのかの、理屈だけわかっていれば大丈夫です。
・コードパッドの使い方
DAWのCUBASEには、初心者の味方、コードパットがあります。
コードを指定するだけで、ピアノロールに自動でコードを挿入してくれます。
では、実際にコードパッドを使ってみます。

まず、新規プロジェクトを作ったら、次の2つのトラックを作ります。
・インストゥルメント(ピアノ音源)
・コードトラック

そうしましたら、下側にある『コードパッド』をクリックします。
もしくは上部メニュー『プロジェクト』→『コードパッド』でも表示がきりかわります。

下画面にコード一覧が表示されます。
赤線の場所をクリックして、『コードパッドのプリセット読み込み』を選択します。

このようなウインドウが表示されますので、使いたいコードの『キー』を一覧から探して選択します。
今回は『Amコード』を指定しました。

使いたいコードを左クリックを長押しして、コードトラックにドラッグする事でコードが配置されます。

小節毎にコードを配置していけば、自動で長さは変更されます。

使いたいコードを変更したい場合は、赤の枠線の部分『▼』をクリックするとコード指定ウインドウが開きますので
ウィンドウから、使いたいコードを選択します。
すでにコードトラックに配置したコードは、配置したコードをクリックすると、変更ウィンドウが表示されますので、そちらから指定してください。

ピアノロールにコード進行を反映させる場合は、『選択ツール』で反映したいコードを選択して
ピアノの『インストゥルメントトラック』にドラッグします。

『再生ボタン』を押して確認してみましょう。

不要な長さの部分は『ハサミツール』で切り取り、削除すればOKです。
以上が『コードパッド』の簡単な使い方です。
構成音を覚えていなくても、簡単に打ち込む事ができますので便利ですよね。
これを使って、好きな楽曲のコード進行を打ち込んで見て下さい。
再生させると、伴奏が聞こえてくると思います。
コード進行を考えるという事、これこそが作曲のはじまりなのです^^
コードパットで遊んでいるうちに、コード進行にも慣れてくると思います。
という訳で、今回はコードの基本的な解説とコードパッドについて書きました。
メロディーに後でコードを付けるのは、最初は難しいと思います。
何度も言いますが、最初はコード進行から考えるか、好きな楽曲のコードを使う
というのがおすすめです。
少しずつコードに慣れていきましょうね^^
ではでは、今日はこの辺で!
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