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DTM(作曲)を始めるために必要な物(作曲ソフト編)

  • ナナオカムイ
  • 2020年12月25日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年1月18日

おはようございます。

第6回目の記事になります。


さて、今日は前回の続きで、DTMを始めるときに必要な物について続きを書きます。

前回はざっくりパソコン購入の際に見るポイントを書きました。

今回は実際作曲するために必要なソフトウェアについてです。


ズバリ作曲に必要になるソフトというのが『DAW』というものが必須になります。

DAWとは、『Digital Audio Workstation』の略で、

ざっくり説明すると、音符を好きに並べて再生するソフトです。

内臓の音源が多数収録されているので、音色も多彩に選択できます。

ギターやベース、ピアノといった様々な音色で自由に音を鳴らす事ができます。


音符を並べる事を『打ち込み』といいますが、楽譜を読めない方でも安心!

ピアノロールという棒のようなものを並べて行くだけで作曲できるわけです。





















■CUBASEというソフトのピアノロール


色んなメーカーがこのDAWソフトを販売しているのですが、基本的には

どれを買ってもできる事は同じだと思います。

筆者が使っているのは、CUBASEというDAWになります。


では何を基準に選べばいいのかですが、初心者が最初に買うには安価なものが

良いかと思います。

各種DAWの違いは以下となります。

・作曲に便利な機能が使える

・内臓のエフェクト・音源の種類

この2点ですね。

機能的な面で使い勝手が好みによって変わってくるので、体験版を利用して、

ある程度使ってから購入を検討しても良いかと思います。

また、各DAWには、同じものでもグレードがあって、使える機能に差がつけれられています。

安価な物から、プロ向けのものまでありますが、後でアップグレードする事もできるので

最初は下位のもので十分だと思います


具体的に便利な機能とはどういったものなのかというと。

例えばコードパットという、和音(コード)を、ボタン一つでピアノロールに並べてくれる機能!

初心者でまだコードに慣れてなくて、C#mとかG#とかをすぐに並べられないですよね?

コード表なんかを見ながら打ち込んでいくのは大変。

そういった時に便利な機能です。


■CUBASEのコードパッド


この他にも、ヴォーカルのピッチを修正するものや、音符のタイミングを自動で修正してくれるクオンタイズ等、

各社様々な機能で差をつけていますが・・・


結局音符並べて音が鳴ればそれだけで作曲ができるので、あまり使わない機能が多くても混乱するだけなので、

最初はシンプルなものがいいですよね。


あと決め手となるのは、内臓音源ですね。

内臓音源でも最初は十分作曲は楽しめますが、もっと他の音色が使いたくなってきます。

そういった場合どうするのかというと。

VSTプラグインというものを使って、音源やエフェクト等を別途購入して使うという方法があります。

過去の記事でも音楽はお金がかかると書いてきましたが、この別売りの音源が割と値段が高い。

DTMにお金が掛かる部分の大半を占めているかもしれませんね。

ただその分、内臓の音源より遥かに音が良かったり機能が充実していたりします。


VSTとは世界共通規格で『Steinberg's Virtual Studio Technology』の略です。

DAWに対して、別のソフトウェアをUSBをパソコンに繋げるような形で、他社製品のソフトを使える様にできます。

これを使って、足りないものをどんどん買い足して行けば良いので、DAWそのものは最低限でOKだと思います。

使いたい機能が上位版じゃないと使えない場合などもあるので、その辺は好みで要検討ですね。

ちなみに最新のVOCALOID5は、このVSTに対応した事で、どのDAWでも連動して作曲が楽しめる様になりましたね。


と、色々DAWについて書いてきましたが、最後にお勧めのDAWについて書きたいと思います。

とはいえ、筆者も2種類のDAWしか使った事がないので、比べようがないのですが、2種類のDAWについて紹介します。


■CUBASE

筆者も愛用しているDAWです。

ユーザーも多いので、操作につまずいても調べたらすぐ解決する事が多いのが魅力。

どのグレードを使っても標準でVSTが使えるのも良い点!

最新は、Cubase Elements 11 13200円


■STUDIO ONE

完全無料版のグレードがあるので、初心者には最適かも?

ただ無料版ではVSTが使えないのが残念ですね。

グレードの ArtistはVSTが使えます。

最新はStudio One Artist5 10800円


STUDIO ONEの方が若干価格は安いですね。

どちらを選択するか、または別のものにするかは、体験版や無償版を使ってみて決めるのがおすすめです。

筆者もSTUDIO ONEの無償版を過去に使っていました。

今後読者さんをフォローできるように乗り換えとまではいきませんが、使い方を覚えようとは思っています。

一度選んで使い込むと、なかなか他社製品に乗り換えるのって難しいので、最初は慎重に選んだ方がいいですね。

たまに会社がつぶれてしまうケースもあるようなのでw(この2製品は大丈夫!)


という訳で、今回は作曲ソフトであるDAWについてざっくり概要を書かせてもらいました。

今後末永く使っていくソフトウェアなので、上記2種類以外の体験版を利用して

ある程度色んなDAWに触れてみてください。

その間に、お小遣いをためて上位版を買うというのも手かもしれませんね。

ではでは、本日はこれで!


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